成長期は秋から初冬にかけてで、晩春には半休眠期に入ります
花披片に白い網目状の模様が入るのが特徴です
春に咲く一般的なアマリリスに比べると豪華さはありませんが
秋に咲いてくれる嬉しいお花です
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アジサイ サニーデイズ ブルーは、一つ一つの花弁が朝顔のような
印象の丸弁できれいな絞りが入る新品種
咲き始めはガク咲きですが徐々に半テマリ状になる
ジャパンフラワーセレクション2019-2020 入賞
※ジャパンフラワーセレクションとは、2006年4月から
スタートした日本における統一的なお花の新品種のコンテスト
花き業界を代表する方々が、公正な視点で専門的に優秀な品種を選びます
「切花」「鉢物」「花壇苗」から、季節ごとの審査会で入賞品種を選び
年末に「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」はじめ各賞を決定します
コンテスト入賞品種には「JFS受賞マーク」が付与されます
このマークが付いている品種は優れた品種と推薦され、私たちが花や緑を
購入する際によい品種を選ぶ目安となります
装飾花は花弁が4枚~5枚の一重咲き
蕾のうちはガク咲きの形をしていて、咲き始めのうちも
両性花が中央に集まっていて、その周りを囲むように装飾花がついていく
さらに咲き進んでくると、装飾花が大きく膨らんでくる分、内側に寄ってくる
装飾花が寄ってくる分、両性花が多い隠されるような状態となるため、
半テマリ咲きに見えるようになることがある
個体差による違いもあるので、必ず半テマリ咲きになるわけではありません
装飾花が大きいためか、装飾花が満開になる頃になっても両性花はあまり目立たず
気づくと両性花は落ちてなくなっていることも多い
サニーデイズ ブルーの特徴といえば、やはり花弁に入る絞り模様と色
基本の花色は青色で、そこに薄い水色の絞り模様が入ります
花弁に対して縦向きにラインが入るので、さらに涼やかな雰囲気が強まる
絞りの入り方は、株による個体差というよりも、花によって変わる
同じ株の同じ花房についている装飾花であっても、花弁ごとに絞りの入り方が変わるため
角度によって見せる表情が違ったりして飽きることがない
基本の花色は青色ですが、土の酸度がアルカリ性に傾くと、紫っぽくなりやすい
どちらかというと青の発色がキレイなので、
より青色の発色を良くしたいのであれば、土を酸性に調整する
青いアジサイ専用の培養土や肥料を使うと、比較的簡単に調整できる
花房が満開になった後も、花弁が茶色く変色せずに残り
色は褪せてヴィンテージグリーンに変化し
そのまま置いて秋色アジサイとして楽しむことも可能だそうですが
秋色アジサイまで楽しむ場合は、剪定方法に注意する
秋色アジサイまで楽しめる品種も、本来の剪定時期は7月中で
それよりも後に剪定すると、翌年の花がつきにくくなる
秋色アジサイをしっかりと楽しみたい場合、剪定には2つの方法があり
1つは、開花した枝のうち、半分を7月中に剪定し
残りは秋色アジサイを楽しんでから枝を切る方法
先に剪定した方の枝は、夏のうちに枝が充実し、翌年にも花をつけやすくなる
もう1つの方法は、新芽を摘むやり方で、7月には翌年分の新芽が
葉の付け根に発生し、開花した部分より2節~3節下の芽が充実しやすいため、
通常はその芽の上で剪定する
けれど、7月に剪定してしまうと秋色アジサイは楽しめないので
剪定する位置より上の新芽だけを摘み取ることで枝先の花が残る
秋色アジサイまでたっぷりと楽しんだら、秋に残った芽の上で剪定をする
剪定位置より上の芽を摘んでおくことで、剪定位置のすぐ下の芽が充実し
翌年にも花を咲かせやすくなるようです
時間に余裕があればチャレンジしてみたいものです
5月23日撮影
6月10日撮影
アジサイ フェアリーアイは、2006年第1回ジャパンフラワーセレクションで
2006-2007鉢物部門にてフラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)を受賞した
群馬県の坂本正次氏が育種したアジサイで、2008年に品種登録されている
城ヶ崎を親元に数世代に渡る交配を繰り返す中から生まれてきた品種で
フェアリーアイ(妖精の瞳)というその名前にふさわしく素敵な八重のアジサイです
咲き始めはガクアジサイですが、時間が経つと徐々に半手まり状に変化
花色もピンクからグリーンへと変化し、さらに上手に夏を越せば
寒暖の差によって花弁が真っ赤に染まる秋色あじさいとしても楽しめる
装飾花は八重咲きなのですが、花びらに厚みがあるため、花もちが非常に良いのも特徴
花色は土の酸性度によって変わります
以前ギフトとしては、ピンク色の流通が多かったのですが、
最近はフェアリーアイ ブルーという名前で、青花の流通も増えたそうです
葉はオーソドックスなアジサイの葉の大きさと形をしている
枝は太くも細くもありませんが、枝が長い状態で大きな花房がつくと、
折れるまではいかなくても、枝が倒れてしまうことがあり
その場合は、支柱を立てて補強するとよい
フェアリーアイは水切れに弱いので、
春から落葉するまでは土の表面が乾いたら水をたっぷり与える
冬は根があまり生育していないので、少し乾かし気味に管理しても構わない
軽く水が足りない程度であれば、水を与えれば戻りますが、
完全に水を切らせてしまうと、水を与えても戻らないので注意する
肥料は液体を利用し、1ヶ月に1度程度与える
色の変化を楽しむためには、涼しい風通しの良い場所で管理することが条件
翌年を花を咲かせるためには、戸外で管理し7月下旬ころまでに切り戻す
※フェアリーアイの育種家:坂本正次氏
世界的なアジサイの育種家で、群馬県で「さかもと園芸」を経営し
アジサイとシクラメンの育種を手がける
アジサイの代表品種は、ミセスクミコやブルーダイアモンド
ユングフラウ ピコティ、ジャパーニュミカコ、ポージブーケノーブルなど多数
特に、ユングフラウ ピコティは、オランダの2002年のフロリアードで金賞を受賞
シクラメンの代表品種は、八重ミニシクラメンのウィンクピンク
※ジャパンフラワーセレクションは、国内外の新品種の中から
消費者に推奨できる優れた品種を選んで「生活者の花や緑のある
ライフスタイルを質的に向上させる」「新品種の開発・導入の水準を向上させる」
「花き産業の発展を図る」を目的に、花き産業関係者の幅広い参加・協力
農林水産省等の後援をいただき、『ジャパンフラワーセレクション』を創設し
2006年春からスタートしました。
国内の花き業界を代表する学識者、フラワーデザイナー、花の市場関係者が
公正な視点で専門的に選びます
5月28日撮影
6月10日撮影
6月19日撮影
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