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戦争がもたらすもの

今日、8月9日は、長崎に原爆が投下されてから73年となります
長崎市で平和祈念式典が行われ、国連の事務総長が初めて出席する中
田上富久市長は、平和宣言で、日本政府に対して「唯一の戦争被爆国として
核兵器禁止条約に賛同して世界を非核化に導く道義的責任を果たすこと」を求めました

長崎市の平和公園で行われた式典には、被爆者や遺族、
それに71か国の代表を含むおよそ6000人が参列し、
この1年間に亡くなった被爆者など、3511人の名前が書き加えられた
17万9226人の原爆死没者名簿が納められました

原爆投下から73年、全国の被爆者の平均年齢は82歳を超えたそうです
被爆者の人数は16万人を切り、最も多かった1980年のおよそ4割まで減り
いま「被爆者なき時代」が着実に、近づいている

また被爆二世が40代、50代、60代となっていて深刻な病気を抱えている人もいる
だからそういった方を何とか救済できないものかと…」

健康面に不安を抱えた被爆二世も少なくない


今年1月にニュースとして伝えられましたが、昨年末バチカンで、教皇フランシスコが作成し、
関係者に配布した「焼き場に立つ少年」のカードについて、この日本語版が完成し
現在、日本にある16の教区本部事務局を通して配布されました


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写真は、アメリカ人の従軍カメラマンだった、故ジョー・オダネルさんが1945年の
原爆投下直後に長崎で撮影したものです
教皇がこの写真を用いたことに、核兵器廃絶を繰り返し世界に強く訴えるその姿勢が表されています

写真を受けて、カード裏面には「戦争がもたらすもの」との教皇フランシスコのことばと署名があり、
さらに写真について、「……この少年は、血がにじむほど唇を噛み締めて、やり場のない
悲しみをあらわしています」といった説明文が添えられています

焼き場に立つ少年

佐世保から長崎に入った私は小高い丘の上から下を眺めていました。
すると白いマスクをかけた男たちが目に入りました。
彼らは60センチほどの深さに掘った穴のそばで作業をしています。
やがて、10歳ぐらいの少年が歩いてくるのが目にとまりました。
おんぶひもをたすきにかけて、幼子を背中に負っています。
弟や妹をおんぶしたまま広場で遊んでいる子どもたちの姿は、当時の日本ではよく目にする光景でした。
しかし、この少年の様子ははっきりと違っています。
重大な目的をもってこの焼き場にやってきたという強い意志が感じられました。
しかも裸足です。
少年は焼き場のふちまで来ると、硬い表情で目を凝らして立ち尽くしています。
背中の赤ん坊はぐっすりと眠っているのか、首を後ろにのけぞらせていました。
少年は焼き場のふちに5分か10分も立っていたでしょうか。
白いマスクの男たちがおもむろに近づいて赤ん坊を受け取り、ゆっくりと葬るように、
焼き場の熱い灰の上に横たえました。
まず幼い肉体が火に焼けるジューという音がしました。
それからまばゆいほどの炎がさっと舞い上がり、真っ赤な夕日のような炎が、
直立不動の少年のまだあどけない頬を赤く照らしました。
その時です。
炎を食い入るように見つめる少年の唇に血がにじんでいるのに気づいたのは。
少年があまりきつくかみ締めているため、血は流れることもなくただ少年の下唇に赤くにじんでいました。
夕日のような炎が鎮まると、少年はくるりときびすを返し、沈黙のまま焼き場を去っていきました。

坂井貴美子編著、ジョー・オダネル写真『神様のファインダー』(いのちのことば社)より


過去の話だと切り捨てずに、未来の身に起こるかもしれない話だからこそ
73年前のこの悲惨な出来事を継承していかなければならない
平和への思いをしっかりと受け止め、戦争がもたらすものに関心を持って欲しいものです





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by kasaburannkatei | 2018-08-09 23:15 | 祈り | Trackback | Comments(0)

庭のお花の成長記録。花に囲まれた自然のなかで, の~んびり♪


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